雛人形は、ひな祭りが行われる3月3日には必要不可欠となりますが、飾り始める時期としては節分の翌日にあたる2月4日の立春から2月中旬頃が適していて、遅くてもひな祭りの1週間前までには飾りつけを終えておきたいところです。
ひな人形を片づける時期については、ひな祭りが終わってから早めにすると良いとされています。

ですが、絹を多く使用していて高級な雛人形にとっては湿気が大敵となりますから、天気の良い日に片づけることがおすすめです。
地域によってひな祭りの時期は異なることもありますが、新暦の3月3日にひな祭りを行う地域では、3月の半ば頃がおおよその目安となります。

雛人形をいつまでも美しい状態で飾ることができるようにするためにも、雛人形は長い期間にわたって出したままにしておかず、ひな祭りの時期に合わせて出すように心がけ大切に扱う必要があります。
雛人形にかける予算と相場としても七段飾り、三段飾り、親王飾り、収納飾り、ケース飾りなどといった様式によって大きく異なり、見栄えが豪華であると価格も高くなる傾向にあります。

≫⇒雛人形にかける予算と相場

それを考えると適切な状態で保管して、ベストなタイミングで使用するといったことを意識すると、長く大切に使用することが可能です。